元、塩原十名瀑です。その後、スッカン沢の素簾(それん)の滝が代わりに塩原十名瀑となっています。
度重なる事故で現在は滝の上の崖や滝壺に近づく事ができなくなりました。
初めてこの滝を訪れて撮影したのは2013年7月ですが、塩原十名瀑を探し始めたのは1997年頃ですからこの滝を見つけるのに実に16年ほどかかっています。
滝の落水がほとんどありませんでしたが、おかげで波が立たず、鏡面のような滝壺の写真が撮れた事はツイていたと思います。
このような滝壺の写真も今や貴重なものとなってしまいました。
大擂鉢(おおすりばち)の由来は滝壺の形状が擂鉢に似ているからで、しらじ(素地)も素焼きである擂鉢のことで、接頭語のおをつけておしらじの滝と呼ばれているとの事です。漢字の素錬も同様の意味と推測します。
滝口から下流側を撮った写真です。
この写真も珍しいかと思います。
このすぐ上流に小擂鉢があります。
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