このブログを検索

2023年11月15日水曜日

憾満ヶ淵/大谷川/栃木県日光市

憾満(かんまん)ヶ淵です。

男体山の溶岩流が浸食されて、その淵は形成されました。

川岸には化け地蔵と呼ばれるお地蔵が並んでおり、その対岸の岩には「かんまん」の梵字が刻まれています。弘法大師が岩に筆を投げつけて刻まれたものと云われ、別名は弘法大師の投筆です。

 

 

 

夕方に訪れた所、雪灯りと夕陽に照らされて、渓谷は不思議な色合いに染まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淵は深淵の蒼色に染まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

行きと帰りに数の合わない化け地蔵の伝説を秘めた淵は逢魔が時にその真の姿を垣間見せたようです。

撮影は1997年1月です。 

対岸の植物園から落ちている滝は憾満滝です。写真は見つかったら公開します。




0 件のコメント:

コメントを投稿

滝から滝へ/永瀬 嘉平/岳(ヌプリ)書房/1982年刊

特徴 幅13.5cm高さ19.5cm218ページのモノクロ書籍です。日本の滝100選の選考委員の一人である「滝に憑かれた男」の異名を持つ著者の紀行録と滝に関するエッセイ集です。 1990年の100選定以前に発行された本のため、まだ滝好きがマイナーな時期であり、写真もまだモノクロで...