このブログを検索

2024年4月11日木曜日

三級の滝/横川渓谷/黒川/長野県辰野町

横川渓谷の三級の滝です。

横川の蛇石近くの林道ゲートから徒歩で4km近く歩かないと見る事ができない三段の滝です。

硬いチャートでできた滝で、それが度重なる水害にも滝自体はあまり姿が変わっていない理由のようです。

現在、横川坊主林道の瀬戸沢橋からは橋の付け替え工事のため、通行止めになっています。また、三級の滝入口(黒沢橋)から先、三級の滝への道も豪雨被害で通行止めになっています。





上段の滝です。

三段の滝名は珍しくありませんが、三級の滝・二級の滝は数が少ないようです。

中国の龍門山にある竜門三級の滝がおそらく語源になっていて、三段(三級)ある滝の試練を乗り越えた鯉が龍になるという伝説があり、鯉の滝登りとも呼ばれます。

単に段数ではなく、試練の数としての級数として、滝の名になっていると推測されます。実際、滝の近くには龍神様が祀られています。 だから、三級品の滝の意味ではない事が分かります。

 

 

 

中段~下段の滝です。

この辺りは人気の少ない山奥なので、熊やカモシカが出没します。カモシカは行き帰りの2回目撃しました。この辺りのカモシカは人嫌いらしく、崖の上から石を落とされました。あまり道の端は歩かない方が良いようです。

撮影は2012年6月です。

 

 

 

 

 

2013年4月に撮影の写真です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

愛媛の山と渓谷 東・南予編 改訂版/愛媛大学山岳会編/愛媛文化双書刊行会/1987年刊

特徴 B6版200ページのモノクロ冊子です。愛媛文化双書の第18巻で、初版は1974年です。 登山道の概要説明だけでなく、山や神社の歴史、自然などに触れた記述もあります。 略図には沿道の植生も記されていたりします。  古い本なので、現在とは地名や地形が大きく変わっているものもある...