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2025年5月13日火曜日

新編 みちのく源流行/根深 誠/路上社/1991年刊

 特徴

  • A5版250ページのモノクロ書籍です。巻頭にカラー写真が8ページあります。
  • 白神山地を中心に秋田県の大平山北側の沢での釣りのエッセイ集です。北の釣り社刊の旧版の改版に4編加わり、17編の構成です。最後の章は「白神山地の滅びゆく自然」と題して、白神山地の自然の豊かさと建設中の林道(青秋林道・奥赤石林道)による自然破壊の深い懸念を訴えています。その甲斐もあってか、青秋林道は建設途中で計画中止となり、白神山地は世界遺産に指定されました。
  • 最終章を除く章末には遡行概念図が付いています。

各章と掲載滝(写真あるもの、太字は巻頭カラ―)

  • 暗門川流域…暗門川第三の滝、暗門川第二の滝、フガケ沢の魚止めの滝
  • わが谷赤石沢
  • 笹内川秋色…魚泊ノ滝
  • 津梅川のマス道…魚泊の滝、大又沢の大滝
  • 雨の津軽半島彷徨…関根股沢の黒滝
  • 「白竜峡」黄瀬川…名称不明滝2ヶ所
  • 追良瀬川地名考…名称不明滝、渕滝、五郎三郎の沢 出合の滝、ひぐらしの滝
  • 大小川沢無常…旭又沢の(5m)ナメ滝、岩魚沢の魚止めの滝
  • 春を待ちわびて冬の釣り
  • 横沼のまぼろし…荒川上流の三階滝
  • 岩木山 岳温泉「赤格子館」
  • 滝ノ股川大クロス沢… 滝ノ股川の大滝、大クロス沢中流の滝
  • 大川のマタギ伝承…カチズミ沢の大滝
  • 中村川の思い出…中ノ川の名称不明滝
  • 白神山地の滅びゆく自然

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