回顧旧道の猿臂(えんび)の滝です。
大正浪漫街道ファーストステージの一角です。
滝の西側に箒川に向かって突き出している崖が猿岩で、弘法大師により猿が岩にされた猿岩伝説があります。更に大師が猿岩に杖を投げつけた所、臂(ひじ…肩から手首まで)に当たり、そこから湧き出た滝がこの滝だそうです。回顧旧道の猿岩トンネル東出口辺りにあります。
滝の周囲は木々が多く、落葉以外の季節でよく見るためには道から外れて近づく必要があります。
回顧旧道下の猿臂の滝下流の滝です。
こちらの方が見やすく、猿臂の滝より良い滝に見えてしまいます。
(追記)塩原温泉名所図絵を見て謎が氷解しました。
回顧旧道の滝群は塩原ダムができる前から国道より下の滝がメインであり、国道の上の部分は滝全体の氷山の一角に過ぎず、今の国道上の滝を見てショボいというのは過小評価に過ぎる事を認識しました。
撮影は2009年6月です。
落葉した季節の猿臂の滝です。
滝の水量は少なめですが、周囲はすっきり見えます。
滝の部分のアップです。
撮影は2011年1月です。
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