蒼竜峡は富士山の溶岩流が浸食されてできた渓谷で、田原の滝より上流側になります。竜の鱗のような柱状節理の奇岩から徳富蘇峰により命名されました。芭蕉もこの地を訪れて、絶賛した滝です。
残念ながら半人工滝で、1898年の崩落で2段が1段になる等、その後の崩壊によりその形を大きく損なっていましたが、2009年の復元工事により現在の姿となっています。元の姿とはかなり異なりますが、水量が多ければ写真のようにそれなりに見事な滝となっています。
工事中当時の写真です。
両岸の浸食が深刻で、人工化も止むなしだったと思われます。
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