現在は今年1月の能登半島地震の影響で被災中です。
訪問当時もその到達難易度の高さから幻の滝とも呼ばれていました。写真のように遠望はできましたが、道も分からずに藪に突入する勇気はなく、遠望に留めました。
撮影は2013年9月です。
1917年(大正6年)に発刊された石川県羽咋郡誌の北莊村の名蹟の項目で不思議な滝として紹介されており、月の前半の銚子口と月の後半の洞口で滝口の交代が繰り返されている陰陽の滝の説明があります。これらの滝は異なる水系の川に落ちており、子浦川の源流にある洞口の方が樽見滝のようです。ところが何故か樽見滝の説明のみでもう一つの銚子口の名称不明滝の項目がありません。しかも両方とも雄滝と記載されており、樽見滝の方の雄滝の雄の字は後から修正されたような形跡があります。他の村の記述も見ましたが銚子口の方の滝の説明は見当たりませんでした。
写真の滝が子浦川(しおがわ)の樽見滝であるのは間違いないようですが、雄滝か雌滝かははっきりしませんでした。
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