このブログを検索

2024年8月23日金曜日

羽釜渕 その1/薬師谷渓谷/薬師谷川/愛媛県宇和島市

薬師谷渓谷の羽釜(はがま)渕です。

羽釜は羽根の付いた釜で、釜飯屋さんで小さいものを良く見かけますが、昔は土間にある竃(かまど)の上に丸い穴が開いており、そこにはめ込んだ時に落ちないように釜に羽根が付いていました。

 

 

 

 

上の写真の奥側の滝です。

入口の案内看板に丸い渕が描かれていますが、滝壺の絵ではなく、その上の丸い窪みの絵ではないかと思います。

竈の穴に見立てて、羽釜渕と呼んだのではないでしょうか。単に丸い渕であれば釜渕で良かったはずです。

あるいは滝壺の丸い渕を釜に、滝の穴を竈に見立てて、対で羽釜渕としたのかも知れません。

 

 

 

 

滝部分の写真です。

撮影は1994年3月です。 

場所はいい加減です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

土々呂七滝に関する考察(見直し)

徳島県つるぎ町にある土々呂の滝の周辺にはかつて土々呂七滝を記した看板がありましたが、古すぎて、滝名が読めないものがありました。   以下に今回、判明した事実を列記します。 (事実1)土々呂の滝の上にある多聞寺 奥之院 灌頂院の本尊は双身毘沙門天であり、七福神の毘沙門天を祀っていま...