日本三名瀑・日本の滝百選・日光三名瀑の一つです。
崖の途中から取り巻くように落ちている伏流水は十二滝と呼ばれています。滝の上部と下部の安山岩の間には集塊岩層があり、その層を透過した中善寺湖からの湧き水が集塊岩層下部とオーバーハングした下部の安山岩層との間から落ちています。
中善寺湖から落ちる滝の水量調整が行われており、写真で毎秒0.7トンです。
撮影は2008年3月です。
この写真では落水がありません。
朝早く来ると落水が止まっている事があるようです。エレベーターの営業は朝8時からなので、それに近い時間だったと思います。
撮影は1997年1月です。
滝の周囲の大岩壁の安山岩の柱状節理です。
とても見事ですが、一方で経年劣化しやすく、崩落の可能性を秘めています。
1986年10月に滝口付近の大崩落で10m近く滝口が後退しました。また、その10年前の1976年にも左岸の岩壁が崩れて滝壺付近を埋めています。
観瀑台の安全対策として、外観に影響が出ないように立坑内部から行うロックアンカー工法が行われました。
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