称名渓谷の悪城(あくしろ)の壁にある名称不明滝です。
雪解け時や雨天限定で、おそらくは無名ですが、谷沿いにいくつもの滝が懸かります。
悪城の壁は立山黒部ジオパークの立山エリアのジオサイトで、弥陀ヶ原の溶岩台地を称名川が浸食されてできた地形で、川に沿って立ちはだかる岩壁は雪食作用で上部が丸くえぐられたような地形が続きます。
崖の高さは500m前後もあり、一時的とは言え、日本最大級の高さの滝が複数見られるのは圧巻です。
崖にかかる雲もその高さを十二分に示しています。
この崖の上は立山ケーブルから続く立山黒部アルペンルートの道路が立山の室堂まで続いています。
称名滝が近づくにつれて、だんだん雲が多くなってきました。
この悪城の壁は約2kmに渡って続いています。
撮影は2013年9月です。
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