特徴
- A5版巾174ページの冊子です。紙質はやや黄色を帯びた艶なしの紙ですが、オールカラーです。
- 南千葉、房州の滝の取材レポート集です。消滅してしまった1滝を含めて80ヶ所の滝について書かれています。一方で、はじめに「~万が一事故に遭っても、出版社および著者は責任を負いません」と太字で表示されており、当たり前の内容ですが、念押しされています。それだけ訪問に危険を伴う滝が多く、一般的な観光滝ガイドとは一線を画します。私有地にある等の理由で訪問できない滝の記事も目立ち、滝マニアあるいは読んで満足の方向けの一冊でしょう。
- 各滝(滝群)にはほぼ1ページの解説ともう1ページに写真と場所の略図・交通が記されています。合わせて80ヶ所の滝あるいは滝群が解説されており、ボリュームは十分です。ただし、以下のように難のある滝が多いです。
掲載滝・渓谷…数が多いので個別表記はしませんが、注意書きのある滝が多く、本書での注意書き毎に番号で分類しました。
- 危険です 8滝…#02(滝上)/#17/#18/#20(滝下)/#30/#35/#36/#44(下流)
- 道がありません 13滝…#06(遠望可)/#19/#31/#45/#48(遠望可)/#52/#54(滝下)/#59/#60/#66/#67/#68/#70(滝見つからず)
- 滝は消滅 1滝…#80
- 立ち入れません 1滝…#46
- 個人の敷地内です 2滝…#25/#40
- 立ち入りは許可制です 4滝…#47(ゴルフ場内)/#73/#74/#75
- 難コースです 2滝…#10/#11
- 沢登りコースです 1滝…#12
- 足元が不安定です 1滝…#13
- クルマは入れません/道は細い/道細く路肩弱い 3滝…#29/#65/#69
- 注がなくても普段の水量が少ない滝や沢登りが必要な滝、危険がある滝もありますので要注意です。
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