特徴
- B5版104ページのオールカラー写真集です。
- 阿武隈源流域の奥甲子(おくかし)は滝が多く、甲子四十八滝と呼ばれており、著者が訪問した114滝のうち、91滝が掲載されています。昔から名の知られた滝はわずかに9滝のみで、他の滝の名は白河山岳会の命名との事です。
- 流域図と掲載された滝が滝記号F*(*は数字)で位置が略図に表記されています。撮影された滝の写真には撮影年月日も記載されており、記録として貴重です。本書では枝沢にも連番で滝記号が振られており、注意が必要です。
- 著者が滝巡りを始めたのは50歳過ぎてからで、甲子四十八滝全域の制覇と雄滝・雌滝の氷瀑を撮らえるまでに至るほどの著者の熱意には感服します。
名のある掲載滝は以下の通りです。()は写真なしで情報のみです。
- 雌滝・雄滝・(幻の滝)・霧降滝・(隠れ滝)/本沢
- 赤滝・垂越滝・平滑滝・立板滝/赤滝沢
- 天狗滝/天狗滝沢
- 素麺滝/ブドウ沢
- 扇滝・遠見滝/吹上沢
- 白滝・衣紋滝・チョンチョン滝・一の滝・見合滝・噴霧滝・昇龍滝/白水沢
- 三段滝/大白森沢
- 入門滝・二の滝・三の滝・行水の滝・岩戸滝・南沢大滝/南沢
- ヤナノ滝・黒滝・一里滝・天水滝・深山滝・双子滝・梯子滝・熊落滝・見返滝/一里滝沢
- 三方滝/坊主沼沢
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