特徴
- A5版136ページのモノクロの冊子です。巻頭に4ページのカラーがありますが、滝ではありません。
- 塩原温泉の1200年の歴史を時代毎にいくつかの記事で紹介している本です。滝絡みの記事もありますが、少ないです。各温泉場紹介のページで周辺の滝名を列挙しています。
- 当時、まだ世の中に知られていなかったおしらじの滝の情報を探して買った本であり、落水のある滝の写真が載っています。
掲載渓谷・滝(年代毎の関連エピソード)
平安時代
- 要害山城(塩原城)の守り…要害の滝の写真があります。
- 左靭の戦い…写真があり、奥の樹間に抱雪の滝が垣間見えています。左靭の由来が書かれています。
- 尾頭峠の合戦…大旗の滝の写真が添えられています。
- 源三窟の隠屋…洞内の滝にまつわる逸話です。
鎌倉時代
- 日蓮上人元湯に入湯…常楽の滝の写真があります。
安土桃山時代
- 塩原小太郎貞国の敵討ち…小太郎ヶ淵の写真があります。
- 小太郎ヶ淵の伝説…こちらにも小太郎ヶ淵の写真があります。
江戸時代(初期)
- 運蔽僧正湯治で滞在…落水のあるおしらじの滝の写真があります。発行当時、その場所はまだ世の中にほとんど知られていませんでした。
江戸時代(中期)
- 稚児が淵の伝説…稚児が淵と潜竜峡の写真があります。
江戸時代(後期)
- 塩原街道の掘削…常楽の滝の写真があります。
- 塩原街道開通式挙行…七弦の滝の写真があります。
温泉周辺の滝と渓谷(50音順)…基本、滝の名が挙げられているだけです。
- 赤川渓谷(まぼろしの滝、他)
- 大旗の滝(写けい滝)
- 倉下の滝
- 兄弟の滝
- 紅巌沢
- 小太郎が淵
- 塩の湯渓谷
- 七弦の滝
- 常楽の滝
- 洗心の滝
- 潜龍峡
- 素錬滝
- 玉すだれの淵
- 稚児が淵
- 七滝(上滝・下滝)
- 布滝
- 披雲峡(平井沢)
- 平州の滝
- 普門淵
- 雷霆の滝
- 竜化の滝
- 龍門の滝(魚止めの滝)
- 雄飛滝
- 吉井滝
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