3月末に両神山に登ったら滝は凍っていました。清滝小屋より上の登山道も氷結しており、アイゼンなしには進めない状態でした。
滝框(たきかまち)とも呼ばれるゴルジュ状の場所で奥は支流の名称不明滝です。
秋には草ボウボウで近づけませんでしたが、この時期には枯れていて凍っている足元に気を付けながら近づけました。
下段部です。
あたかも流れ落ちているような氷の滑らかな曲線は溶けては凍る繰り返しでできた氷の芸術品です。
滝の根本から上を見上げてみました。
上段ではまだ凍っていない落水が陽に照らされながら飛沫を上げていました。下段は日陰にあり、ほとんど溶けずに上からのわずかな流水がこの氷瀑を作りあげたのでしょう。
上段のズームです。
細い流れが下から徐々に凍り付いて氷の城を築き上げている様子が分かります。
撮影は2009年3月です。現在は台風の影響等で七滝沢コースは立入禁止です。
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