国の重要文化財である長作観音堂は元々神楽沢奥の古観音に建っていて、それを現在の場所に移したそうです。遊歩道が古観音まで通じており、観音滝はその途中にあります。音無の滝の名前は音もなく落ちる滝の音から来ているそうで、途中の育ち石、古観音の奥にある夫婦岩と共に長作の七不思議に入る事もあるようです。
この滝の近くで合流する沢の出合いにも滝があるそうです。いずれにしても水量がある時限定かもしれませんが…。
国の重要文化財である長作観音堂は元々神楽沢奥の古観音に建っていて、それを現在の場所に移したそうです。遊歩道が古観音まで通じており、観音滝はその途中にあります。音無の滝の名前は音もなく落ちる滝の音から来ているそうで、途中の育ち石、古観音の奥にある夫婦岩と共に長作の七不思議に入る事もあるようです。
この滝の近くで合流する沢の出合いにも滝があるそうです。いずれにしても水量がある時限定かもしれませんが…。
緩い滑り台のような滝から6分ほど下った所にあった小滝と淵です。
木漏れ日がスポットライトのように当たっていて淵に彩りを添えています。
同じ場所を淵中心に撮ってみました。
淵の木漏れ日がいい感じです。
滝というには少し小さいですが、平らな岩を滑りおちた水が簾のように落ちている場所です。先ほどの淵から5分程の場所です。
同じ場所を横からです。
角のある平たい岩の水のカーテンがキレイです。
もう滝といえる規模ではありませんが、面白い水の流れを見つけました。
先ほどの滝簾から約10分程の所です。ここから日向沢大菩薩峠登山口まで30分かかりました。
撮影は2008年8月です。
この日は妙見五段の滝の往復だけで4時間以上も歩き回っていましたが、とても温湿度が高くて蒸し暑く、汗が蒸発しにくかったのでしょう。帰宅までに水分補給もしたのですが、夜8時頃に自宅玄関に辿り着いた時点で熱中症で動けなくなりました。意識はクリアでしたが、少しでも体を動かすと痙攣してしまうので、夜涼しくなるまで、玄関に仰向けの状態で指一本動かせない状態が1時間以上続きました。その後、涼しくなったら無事回復しました。湿度が高い時は気をつけましょう。
この滝は左の崖と右の大岩の影に隠れていて、行きは気付きませんでした。一種の隠れ滝です。
基本的に小菅川沿いに歩いているので、同じようなルートを辿っているはずですが、行きに気付かなかった滝がいくつかあったので紹介していきます。
今度は渓流瀑です。
先ほどの隠れ滝から約10分の所です。
大きな岩の上流にジグザグの流れが続いています。
上の写真から2~3分の所にある滝です。
もしかすると上の滝に戻って、その一部を撮った写真かも知れませんが、記憶に定かではありません。
上の滝の滝壺です。
木陰で涼し気に流れています。
小菅川の妙見五段の滝です。
小菅川源流の妙見の頭に因み、2000年に中村文明氏によって命名された滝です。
滝前から4段目辺りまで見えています。
3段目と4段目です。
一番上の5段目は簡単に見えそうにないので諦めました。
改めて最下段の滝です。
源流の水は透き通っていました。
撮影は2008年8月です。
小菅川沿いに踏み跡を辿って、沢登りも交えて進むと辿り着きます。
正面からの写真です。
右側が埋もれているので簡単に滝の上にも登れます。
登った先にあった滝です。
すぐ近くの同じ川の滝なのに岩質が全く異なっていて、興味深いところです。
撮影は2008年8月です。
場所はおおよその場所の推測です。
途中、鳥小屋沢出会い滝を横目に次に見つけた小菅川の滝です。
最初の滝から鳥小屋沢までは約5分、鳥小屋沢からこの滝までは約30分かかりました。
更に進むと渓流瀑に出合いました。
先ほどの滝から約3分です。
先ほどの渓流瀑付近を上から眺めた写真です。
ここから妙見五段の滝までは約5分で着きます。
撮影は2008年8月です。
二条に分かれた流れの中央にある岩が男性のシンボルに似ていることから子宝のご利益があるとされます。
現在、林道小菅線は法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
右の流れは滝壺付近の岩に当たって手前に飛び出している事が分かります。
また、右側の方が流れが太いのに、何故か右の滝壺の位置の方が高くなっています。右側の滝壺の岩が滝壺の浸食を遅らせた結果のようです。
この滝には実は上にも小さな滝があります。
滝の左側斜面を少し登った所から撮った写真で、中央の岩の先端に白い流れが見えるのが上の滝です。
上の滝は全体が見えている訳ではなく、よく見ると滝の右側及び上側が覆い被さる岩で隠されています。
村の観光協会に問い合わせた所、その存在は当時未知でしたが、規模は滝と言える規模ではなかったとの回答でした。
ドローンを使えば見えると思いますが、見るだけであれば見る事ができますので、興味ある方はお試し下さい。
撮影は2017年8月です。
別の日に撮った写真です。
写真中央下寄りにある丸太が動いていない事が分かります。
2008年4月の写真です。
更に近づいてみた写真です。
右側の木の折れた後が生々しく、落石のリスクはあるようです。
更に近づいた写真です。
普段、離れた所から斜め前から見える滝が実際には意外と横幅のある滝でした。
写真左手の小菅川対岸左手の細い流れがシオジクボ、右手は カルメクボの滝です。
シオジクボの名称不明滝のクローズアップです。
流れが細いため、一般に滝と認知されていないようです。
撮影は2017年8月です。
現在、林道小菅線は法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
別な名称不明滝です。深い淵が印象的です。
上の滝の続きです。
浅瀬は川底の石が良く見えます。
撮影は2017年8月です。
写真の右手前が瞳淵です。丸い淵が特徴です。
現在、林道小菅線は法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
小菅川の矢下沢出合いです。
林道小菅線のカーブミラーのある所から小菅川に降りる事ができます。
現在、林道小菅線は法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
林道の上の矢下沢にも滝があります。
釜淵のアップです。
釜淵下の三筋の滝です。
撮影は2017年8月です。
林道小菅線のカーブミラーのある所から小菅川に降りる事ができます。
現在、林道小菅線は法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
崖に挟まれてカーブしながら小さい淵が続きます。
上流側から連なる淵を見下ろした所です。
撮影は2017年8月です。
大菩薩峠の赤沢登山口付近にある赤沢の滝です。
ここでは少し苦い思い出があり、膝まで浸かって滝に近づいた所、川の中で大きな石が足の上に落下しました。結果、足首は潰れなかったものの石の間に挟まれてしまい、抜けるまで30分近く川の中で足止めされました。
上段と中段です。
ここからだと上段が小さく見えます。
上段の滝です。
落ち口より上は右側に曲がっているようです。
撮影は2008年4月です。
現在、林道小菅線が法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
そのため、2024年1月現在、訪問できません。
少し分かりにくいですが、ここにも柱状節理があります。滝壺付近で袴状に発達しています。
現在、林道小菅線が法面崩落のため、2021年11月以降で通行止めになっています。
そのため、2024年1月現在、訪問できません。
撮影は2017年8月です。
特徴 B6版200ページのモノクロ冊子です。愛媛文化双書の第18巻で、初版は1974年です。 登山道の概要説明だけでなく、山や神社の歴史、自然などに触れた記述もあります。 略図には沿道の植生も記されていたりします。 古い本なので、現在とは地名や地形が大きく変わっているものもある...