元はと言えば、紅葉を見に来たつもりでしたが、標高が1500m近いため、麓よりシーズンが進んでおり、駐車場から不動滝にたどり着く間に吹雪になっていました。
離れての眺望は真っ白で何も見えないため、接写となりました。
不動滝の上の方も吹雪いて何も見えません。
その中で何とか撮れた一枚です。
滝の岩肌はすっかり雪と氷に覆われ始めています。
辛うじて吹雪の合間に陽が射した時の不動滝です。
小さなつららで一杯です。
凍り初めなので、まだ氷柱の落下はあまり心配ないのでしょうが、解け初めの滝には怖くて近寄れません。
普段の水量の少ない隣の黒滝にも行ってみました。
まだ凍り初めなので氷柱は発達していませんが、氷結率は不動滝より高いようです。
冬季は林道が閉ざされますが、近年、米子瀑布群として国の名勝に指定されたため、周辺でのアイスクライミングは禁止されました。不動滝・権現滝は御神体なので、元々、論外でしたが…。
訪問の際、関東からの紅葉の渋滞を嫌ってタクシーで滝まで来たおかげで、シーズン最後で貴重な氷瀑を見て無事に帰る事ができましたが、自家用車で来た人はチェーンを持っていなかったらしく、駐車場の雪で既にスリップ、タイヤが空転しており、途方に暮れておりました。秋でも高所の滝には気を付けましょう。
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