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2023年10月31日火曜日

谷道の滝/石尊山/谷道沢/茨城県日立市(旧 十王町)

谷道(やどう)の滝です。

石尊山の登山道近くにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近寄ってみたところです。

撮影は2008年7月です。

 



2023年10月30日月曜日

汐見滝/花貫渓谷/花貫川/茨城県高萩市

花貫渓谷の汐見滝です。

V字型の谷から勢いよく落水が飛び出しています。

下流の花貫ダムからは海が見えるそうですが、この付近だともっと高い場所に行かないと海は見えそうにありません。

 

 

 

正面からの写真です。

もう少し水量がほしい所です。

撮影は2008年7月です。

 



 


不動滝(こぐろ淵)/花貫渓谷/花貫川/茨城県高萩市

花貫渓谷の不動滝(こぐろ淵)です。現地の表示はこちらが乙女滝となっています。

不動滝とこぐろ淵は「コグロ淵と鞍掛石」という伝説が伝わっており、同一の場所と判断しました。なお、滝の主がカッパになっているのが、カッパ伝説です。

 

 

 

 

上からの見下ろしです。

もう少し水量があると迫力があって良いのですが、かつてはもっと水量があったそうです。

撮影は2008年7月です。

乙女滝/花貫渓谷/花貫川/茨城県高萩市

花貫渓谷の乙女滝(現在の不動滝)です。

滝の名称が不動滝やこぐろ淵と諸説あるため、調べてみました。

まず、不動滝とこぐろ淵は「コグロ淵と鞍掛石」という伝説が伝わっており、同一の場所と判断しました。

次に不動滝か乙女滝かについては戦前の絵葉書を調べた所、「不動滝を眺める美女」という花貫渓谷の絵葉書があり、上流側の滝が不動滝だった事を確認しました。

もしかすると、その絵葉書が不動滝を乙女の滝と誤解させる原因だったかもしれません。

 

 

正面からの写真です。

横からの姿とはかなり印象が異なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淵越しの写真です。

滝は広い淵を湛えています。

撮影は2008年7月です。

 

名馬里ヶ淵/花貫渓谷/花貫川/茨城県高萩市

花貫渓谷の名馬里ヶ淵(なめりがふち)です。

花貫ダムのすぐ先にあります。

淵の主の大蛇の子と見なされた馬がこの淵に沈められ、その後、その村人の村が大洪水で流された伝説があります。

深々とした滝壺は大蛇の住処にふさわしい雰囲気を醸し出しています。

 

 

 

 

 

滝の上部です。

撮影は2008年7月です。

小滝/関根川/茨城県高萩市 

関根川の小滝です。

大滝橋の下流400mに小滝橋があり、その下にある渓流瀑です。 

グーグル・マップでは県道111号線が関根川を大滝橋・小滝橋を横切っていませんが、橋の橋脚名プレートには関根川の文字があります。

なお、いずれの滝も国土地理院の滝記号はありません。

大滝/関根川/茨城県高萩市

関根川の大滝です。

真上に大滝橋があり、見つけやすいですが、今一歩、情緒に欠けます。また、滝の見える位置は草ぼうぼうでした。

グ-グル・マップで橋名を確認しようとしたら橋脚名プレートのうち、漢字の2枚が外されていました。盗難にあったのでしょうか。グ-グル・マップで橋脚名や看板を確認しようとすると画像処理で見えなくしてある事が度々あります。そこまで神経質になる必要があるのか疑問です。

 

千猿の滝/猿ヶ城渓谷/茨城県北茨城市

猿ヶ城渓谷の千猿の滝です。

この滝にも猿の名が使われていますが、猿ヶ城渓谷の名前は、源頼朝に攻められてこの地に逃れてきた佐竹氏に猿が木の実を集めてきて救ったという伝説に由来しています。

撮影は2008年7月です。

落雲の滝/猿ヶ城渓谷/茨城県北茨城市

猿ヶ城渓谷の落雲の滝です。

滝の近くには特に道などは整備されていないので、写真を撮るのに沢を登ったり降りたりすることになるので、訪問には足元をしっかり装備して、滑ったり転んだりしないように気をつけて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

上段部の写真です。

滝のどの部分を撮るかによって滝の表情は変わります。

撮影は2008年7月です。

箱滝/猿ヶ城渓谷/茨城県北茨城市

猿ヶ城渓谷の箱滝です。

箱というより門(ゲート)という感じです。

猿ヶ城渓谷の入口に当たります。

 

 

 

 

 

 

 

 

手前には似たような形状の滝があります。

撮影は2008年7月です。

与四郎の滝/花園渓谷/茨城県北茨城市

花園渓谷の与四郎の滝です。

道路沿いにあるお手軽滝ですが、規模はさほど大きくありません。

花園渓谷を流れる川と花園神社を流れる川の名前は両方とも花園川あるいは花園渓谷としている記述もあり、結局、よく分かりませんでした。どちらかというとこちらの方が花園川のようですが、はっきりしないので、こちらは花園渓谷としました。

 

 

 

 

 

滝の下流左岸の岩肌です。

滝壺近傍のつるっとした岩のブロックとその右隣の白っぽい少し筋の入った岩と更に右側の薄い板状節理の岩が其々異なる表情を見せており、興味深いです。

撮影は2018年7月です。


 

名称不明滝/花園神社/茨城県北茨城市

花園神社手前の第一滝見橋の下に見える滝です。

第二滝見橋は奥の院の鳥居付近にあり、さらに神社の先には第三滝見橋も存在するそうです。

七つ滝/花園神社/茨城県北茨城市

花園神社の七つ滝です。

全部で七段ある大滝で、一目では全容を掴む事ができません。袋田の滝に次いで茨城県の名勝に指定されています。

左端に七滝龍神の石碑が見えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

一の滝(最下段)のアップです。

上に見えているのが二の滝のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

三の滝だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上に見えているのが五の滝で、下に見えているのが四の滝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最も滝壺が深いと云われている四の滝です。

この滝壺にはアワビが棲んでおり、磯原海岸の亀井磯から竜宮城に繋がっているという伝説があるそうです。

撮影は2008年7月です。

本滝(鮎千の滝)/浄蓮寺渓谷/花園川/茨城県北茨城市

浄蓮寺渓谷の本滝(鮎千の滝)です。

かつては遊歩道の突き当たりにある発電所の右奥に遠目で見る事ができましたが、震災以降で遊歩道が途中から通行止めにされてしまったようです。

当時も更に発電所の上に続く階段は立入禁止となっており、ここまでしか行きませんでした。

の滝の名称については情報を得た当時、鮎の滝の間違いかもと見直ししましたが、少なくとも情報元のサイトでは千でした。書籍の「茨城の滝」では干になっています。

 

 

 

 

ズームで拡大した写真です。

撮影は2008年7月です。

 






弥四朗の滝/浄蓮寺渓谷/花園川/茨城県北茨城市

浄蓮寺渓谷の弥四朗の滝です(多分)。

以前に調べた際、上流の鮎千の滝と末広の滝の間にあり、対岸にあるとの情報がありましたが、今回、調べると2つある対岸の滝はいずれも人工滝のようです。境内の人工滝に不動滝の命名は自然として、弥四朗の滝というのはないでしょう(誰かも不明でした)。

そのため、この滝だと推測されます。

浄蓮寺は1574年と1848年に火事があり、それがなければ滝の由来等も分かったかも知れません。

 

末広の滝/浄蓮寺渓谷/花園川/茨城県北茨城市

浄蓮寺渓谷の末広の滝です。

別名は扇の滝というようです。

花園川本流の滝なので、水量が多い時は写真のような姿を見る事ができます。

浄蓮寺境内および境内の渓谷は有料ですが、渓谷の遊歩道は途中で通行止めになっているようなので、事前に確認した方が良さそうです。

三十三体観音は現在でも全て拝観可能なようです。

 

 

末広がりの直ぐ上の流れです。
 


不動滝/浄蓮寺渓谷/花園川左岸/茨城県北茨城市

浄蓮寺渓谷の不動滝です。

花園山と浄蓮寺は茨城百景の一つで、浄蓮寺は茅葺きの本堂と三十三体観音で有名です。三十三体観音は千年もの昔のものだそうです。

この滝は浄蓮寺境内の花園川左岸に落ちていますが、どうやら人工滝のようです。国土地理院地図で見ると左岸の流れ2つは水路から導水されているように見えます。

2023年10月29日日曜日

三境の滝/行司ヶ沢/福島県田村市(旧 都路村)

三境の滝です。

行司ヶ滝遊歩道を行司ヶ滝から更に5分程進むとこの滝の落ち口に辿り着くそうです。

小生は高瀬川側から行司ヶ沢を遡って行司ヶ滝を目指しましたが、途中であきらめた時にたどり着いた滝です。

行司ヶ滝は目と鼻の先だったんですね。

 

 

 

途中にあった名称不明滝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

高瀬川渓谷(浪江町)にあった大岩です。

調べましたが、岩の名前と場所は分かりませんでした。

旧 矢祭山駅駅舎/水郡線/福島県矢祭町

旧 矢祭山駅駅舎です。

1937年に建築され、2016年にリニューアルされたそうです。

約80年間も使用されていたのですね。

2023年10月28日土曜日

☆三条の滝/尾瀬/只見川/福島県桧枝岐村

☆三条の滝です。

日本の滝100選で尾瀬五大滝の一つでもあります。

雪解け時の水量は日本一とも言われる凄まじさです。水量があまり多くない時は三筋の滝となり、その滝の名の由来とも言われますが、はっきりしていないようです。

 

 

 

 

 

 


 

滝の巨大さに写真だとスケール感が良く分からなくなります。百聞は一見にしかず。一度は現地でご覧になる事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝の下側です。

この写真だけでもその存在感が伝わるかと思います。

平滑の滝/尾瀬/只見川/福島県桧枝岐村

平滑の滝です。尾瀬五大滝の一つです。

只見川の水が巨大な滑り台のように花崗岩の一枚岩の上を500m以上もの長さに亘って流れ落ちる滝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横からの写真だと今一、迫力に欠けます。
 

絹糸の滝/尾瀬/渋沢右岸支流/福島県桧枝岐村

絹糸の滝です。

渋沢大滝の左手にあり、渋沢温泉小屋の廃業と共に幻の滝となりつつあります。









周辺には左の写真のような同様な滝もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渋沢には温泉成分が流れ込み、白濁した沢の水が青みを帯び、温泉成分が周囲の岩に沈殿し、独特の光景を生んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

こうした光景も埋もれてしまうのが残念です。


渋沢大滝/尾瀬/渋沢/福島県桧枝岐村

渋沢(しぼさわ)大滝です。尾瀬五大滝の一つです。

近くにあった渋沢温泉小屋が2015年に大雪で倒壊、廃業してから周辺の登山道が廃道化、滝への訪問は今や容易ではないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝壺付近です。

尾瀬五大滝の中では比較的滝壺に近寄る事が容易でしたが、今は昔の事となりました。

 

 




抱返の滝/尾瀬/道行沢/福島県桧枝岐村

尾瀬の抱返の滝です。

尾瀬五大滝の一つで、沼山峠から旧道沼田街道を下った道行(みちぎ)沢にあります。

緩やかな凹凸のある岩壁を枝垂れて落ちる様は水量があまり多くなくとも風情があります。


 

モーカケの滝/沼田街道/モーカケ沢/福島県桧枝岐村

モーカケの滝です。尾瀬五大滝の一つです。

その名の由来は平安時代の十二単(じゅうにひとえ) の背面につけた半スカートのような装飾具という説と沢沿いに多く植生するサルオガセが木の枝に垂れ下がる様子とも伝わりますが、定かではないそうです。

展望台からは少し距離があり、やや遠望となります。

撮影は2007年9月です。

 

橅坂の清水/沼田街道/福島県桧枝岐村

橅(ぶな)坂の清水です。

沼田街道(国道352号線)のモーカケの滝の駐車場からすぐの場所にあります。

沢沿いに密生した苔の緑が鮮やかです。








坂を少し下った下流にも同様の流れと苔を見る事ができます。


愛媛の山と渓谷 東・南予編 改訂版/愛媛大学山岳会編/愛媛文化双書刊行会/1987年刊

特徴 B6版200ページのモノクロ冊子です。愛媛文化双書の第18巻で、初版は1974年です。 登山道の概要説明だけでなく、山や神社の歴史、自然などに触れた記述もあります。 略図には沿道の植生も記されていたりします。  古い本なので、現在とは地名や地形が大きく変わっているものもある...